開催報告 二周年『第24回日の丸マーケット』●大阪護國神社・関西 骨董市 蚤の市・住之江区南加賀屋

去る8月30日(金)、数日前からの降雨予報の中、雨天決行を謳っているゆえ予定通り開催した。今回は第24回、即ち二年間続いたという事である。頑張らないと!!

前日夕からの会場準備の間、日没に至るまでの晴れ間のもと、本当に明日はこの天候が急変するのかという疑問と不安の狭間、どんどん入る出店者からの問い合わせに対応した。

主催者としては「雨が降りそうなので来ないで方がいいです。」とは言えない。また「今晴れているので明日も大丈夫だと思います。」とも言えない。「どうぞご無理なきよう・・・。」としか答えられなかった。

現地で車中泊。深夜、遂に降り出した。かなりきつい降雨。ああ、やはり終日雨か・・・。

ところが、夜が明けだしたころには完全に止み、再び雲間に朝の青空も見られた。

大阪護國神社に祀られているのは戦没者である英霊なので、頼み事はいけないと「降るな、降るな!!八大竜王守らせ給え!」と訳のわからぬ呪文で八百万の神に念じつつ受付準備。6時前には早速出店者が相次ぎ数者が来場。予定されていた出店者である。7~8店は揃いそうである。

その頃同時に電話にて常連出店者から「こっちは今は降っていないがそっちはどうや?」と問い合わせが入る。再び答に窮する。夜が明けてからの終日の天気予報はやはり「雨」なので、問い合わせてきた出店者が着いた頃に雨が降る可能性は十分にある。「今は晴れ間も覗いていますが、出店はお任せしますのでご無理なき様ご判断下さい。」と答えるにとどめた。

結果、午前中はパラパラとした降雨はあったが、ほぼ曇空で、心配していた客足も、当然通常よりは少なかったが、五月雨式に来場していただいた。

ただ、油断と言うか、昼頃より降り出した雨は約2時間、かなりの雨量で、丁度片付けかけていてテントを外した出店者や、テント無き出店者に商品には容赦のない仕打ちを見舞った。

地面は瞬間的な豪雨により池状態。商品は、特に木や紙製の物は水浸し。壺やお椀には水があふれ、見ているだけで手も足も出ない状況に、皆苦笑いするしかなかった。

それでも雨が止みだした頃、出店者同士の助け合いが始まり、それまでテント外に出られなかった業者も隣の業者の商品を拭いたり、積み込みを手伝ったり・・、少し暖かい気持ちにさせられた。

初回以来、よく雨に祟られる骨董市ではあるが、来月は新規出店希望も数件聞いている。また、日曜日の開催になるので平日は参加できない出店者や過去出店者など、まだ増える可能性も高い。そして天候さえよければ、九月末の秋空のもと、来場者も増え、徐々に賑わったイベントになっていくと期待している。

継続は力なり。今後も天候程度にめげることなく、頑張って運営していきたい。諸賢の協力を願う。

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