関西の骨董市■『北野天満宮 天神市』■京都市上京区・初出店・出店者情報

毎月25日に開催される天神市。東寺や大阪の四天王寺と並ぶ関西の骨董市の雄の一つである。8月25日(日)に初参加した。

露店骨董商の大先輩よりお誘いを受け、当日参加できない出店者の代替者としての出店である。

指示された早朝5時半、御前今出川の神社正面鳥居に着けば、既に大半の出店者は雨除け日差し除けのテントを立て、既に商品の大半を並べている。あとに続けと、指定された場所に荷物を降ろし、駐車場に車を移せば、その間にも早速商品探しのお客が来た。

6時頃からは、商品を並べている最中にも一気に人出が増え始め、9時頃までは津波のような訪問者である。正面鳥居付近という好立地の場所の関係だろうか。

地元骨董業者、軍装マニアの若い集団、沖縄からの仕入れ業者、フランス人、アメリカ人、中国人、韓国人、香港台湾人、イタリア人…と、聞けば観光客に混じり、ブローカー宜しく日本文化に造詣の厚い外国人迄多種多様な顔ぶれである。

手洗いに行くため、時間のある時に境内探訪をした。境内の何条かの通路は骨董業者で埋まり、周辺道路も埋まっている。人出もかなり多い。四天王寺とは少し雰囲気の違うのは否めないが、どことも大きなトランクや袋を抱えた骨董マニアや仕入れの人で溢れている。勿論純然たる参拝者もかなり多い。学問の神様なので受験シーズン前にはもっと増えるのであろう。

残念なのは、隣で出店していた業者夫婦が商品の一部を盗難被害になったと嘆いていた。他の地域の他の骨董市とも同じ現象がここにもあり、少し残念である。

トイレは我々のような端の出店業者にはかなり遠い距離を歩かなくてはいけない。我慢に我慢を重ねるととんでもないことになる。ちなみに今回はたどり着くまでに鳥居や山門をいくつもくぐった。5か所くらいはくぐったであろう。次回より気を付けよう。

周辺道路は交通規制のお陰で日中は通行止めになるようだが、夕刻になると解除され、片付けを終えた出店者がひっきりなしに通るので、まるで中国の繁華街の道路状態になる。周辺出店者も含めヒヤリハット状態の光景も何度か目にしたので気を付けなければならない。

大勢の人出のお陰で、リスクも大きいが商いも捗る。今後も声がかかれば出店していきたい骨董市である。

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