■平成30年度・千鳥ヶ淵戦没者墓苑拝礼式案内状■厚生労働省遺骨収集帰還事業

一昨日、表題の「千鳥ケ淵戦没者墓苑拝礼式」案内状が、加藤勝信厚生労働大臣名の封書で届いた。

期日は今月28日(月)。場所は皇居北縁の千鳥ケ淵戦没者墓苑。近年実施される全世界の日本兵および民間人戦没者の遺骨収容帰還者のご遺骨は、年に一度この日この地にて追悼される。

数年前より戦没者遺骨収集事業に参画し、先の大戦でその尊い命を捧げられたにも拘らず、いまだ故郷に未帰還の硫黄島戦没者のご遺骨を収容する活動に従事する身として、案内に応え、今年も是非参加したく、本日、出席の旨を郵送で回答した。

通例では、前年度の遺骨収集事業に参加している者のみにこの案内は来るということらしいが、筆者は硫黄島に特化し遺骨収集に参加しており、一昨年秋を最後に渡島する機会を得ていなかったので、今回の案内招待は寝耳に水であった。

年度によっては、前年度の遺骨収集事業全体の実施回数が少なく、招待者が極端に少ない場合には二年遡って参加者への案内を出すということを厚労省の職員に聞いたことはあるが、今回はどうやらそうではなく、予定されていたのに諸般の事情で中止になった回の対象者にも案内を発送しているということだと推測される。

筆者の場合、昨年度三度の延期および中止を体験しているので、おそらく今年は招待はなかろうと考えて予定を埋めていたが、案内いただいた理由は上記の理由だと考え、改めて諸般予定をやりくりし、結果参列の方向で決意した。同封された案内には畏れ多くも常陸宮、同妃両殿下も拝礼されるとのこと。私的にも万障繰り合わせ上京する事に決めた。

前日は神戸護国神社にて予定が入り、式典翌日は大阪護国神社にて予定がある。関西からのトンボ返りの日程にはなると思うが、当日は南方方面の諸国やロシア、モンゴルなど各戦地での遺骨収集活動を行っている同志達にも千鳥ケ淵で再会できることを楽しみに、終了後は靖国神社に参拝をし、英霊に向き合う三日間としたい。

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