関西の骨董市●京都『東寺 がらくた市』●出店者から見た情報・臨時出店・骨董市蚤の市弘法市

訳有り、東寺の我楽多市に出店してきた。毎月第一日曜日の開催である。

21日の「弘法市」と、この「がらくた市」が東寺の蚤の市の双璧である。

朝五時の開門と同時に、いやそれ以前の時間帯から東寺東側と南側の道路には、出店者の車が数珠つなぎになる。

開門されると順次入場、15分程でその車列は解消される。京都はもとより、大阪、奈良、神戸、岡山、名古屋、福井…それこそ関東まで含め、全国といえるほどのナンバープレートが揃う。

混雑を避け5時15分くらいに入場すれば、今度は既に入場した出店者の間を縫うように所定の場所にたどり着かなくてはならぬ。そして間髪を入れず荷物を降ろす。第一陣のお客の一波は大概が仕入れ目当ての同業者か、掘り出し物目当てのマニアである。中には出店者も自身のブースをそのままにして先に仕入れに周るというような者も居て、数字を挙げようとすると出店に手間取っては居られない。閉門迄の決められた時間内の勝負であるから。

他の骨董市の場合、閉門によるタイムメリットがないところが多いので(とはいえ、大概17時か18時ころにはすべて撤収完了しているが・・・。)、そんな心配は要らぬが、ここではぐずぐずしていられない。

場所によりお客の数が違うのは現実的に否めないが、ここではやはり常連の得意先勝負であろう。次に京都という土地柄、外国人が多く、中国人、台湾人、韓国人、アメリカ人、フランス人、それこそフィリピン人や南米人など、言葉を鑑賞しているだけでも飽きないほど多種多様な国や地域のお客に対応を迫られる。いつも、英語をもっと勉強していたら良かった・・と反省しきり。

筆者は阪神間で出店することが多いので他の出店者の顔ぶれが気になっていたが、意外も意外。どこに行っても同じ顔ぶれが揃う。先輩はもとより、友人や後輩とまで言える顔見知りまでも出店している。勿論並べている商品の傾向は同じである。

京都という土地柄、あまり値切られないかもしれないという想像はもってのほかで、ここではかなり根切はきつかった。現実的ではない、大阪では決してそこまで言わないだろうという値切りの客もかなりいた。勿論そんなお客とは商談成立しなかったが・・・。

滅多に参加しない市なので、紹介したが、以下に当日の開催風景を写真で少し紹介しよう。

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