■関西の骨董市■新大阪駅東口フリーマーケット出店(11月26日)

毎週日曜日開催されていた靖国神社青空骨董市が一旦終了したので、当面上京しての骨董市出店は見送ることとし、関西地方での出店を企図。今回初めて参加した市。その様子を記事にさせていただく。

毎週土曜日に、大阪の玄関口のひとつである新大阪駅。その東口駅前広場に開催される某団体主催のフリーマーケットは、骨董、日用品の不要物、野菜果物等々、ジャンルを問わない出店ができる。当然コピー商品や危険物、そして違法商品は禁止されているが、食品については一部の専門業者を除き認められていない。

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ということで、今回は初めての参加ということもあり、古着、骨董食器、玉器や書道具茶器、軍装品その他、骨董工芸品を中心に出店した。

早朝6時の夜明け頃搬入、商品を並べ終えた7時頃を待たずしていきなり多くの人が殺到。そのままの状態でやっと一段落つけたのが10時ころであった。

早い時間帯は中国人を含むバイヤーや同業者の買い付け者が多く東京の靖国神社と同様の状態。次いで安古着や日用品を求めるおばさん連中が押し寄せ、並び終えないうちに、バーゲンのバザー会場よろしく、衣類は新品中古を問わずぐちゃぐちゃにかき回されていた(笑)。

彼女たちの目当ては骨董品バイヤーと同じく掘り出し物探しで、新品なら3~4万もするブランドの数回も使っていないような衣類を4~500円にしろと言いながら買っていく。「これ、その値段の10倍どころか100倍くらいもするで!ただの古着と違いまっせ!」と言うと「分かってますがな!でもここの市は高い値段では売れんで!!」と切り返してくる。「それなら買わんといて!そんな値段で売れませんわ。」と言うとしぶしぶ、しかし内心は嬉しそうな表情で買っていく。そんな人に限って数枚も買っていく。

こちらも不用品の放出なのでついつい安くするのだが、リーバイスのビンテージ物のGジャンを間違って500円と答え、しまった!!と思ったときにはもうすでに遅かった。そんなこともあるのは仕方ないと考える暇もなく、しかし何とか大勢のお客の対応を乗り切った。

昼ごろになると、ビルの谷間には日が当たり始めたが、それも会場の半分位の場所で庵主の出店場所は終日日が射さなかった。この季節やはり体力の消耗は大きく、14時頃早々と店じまいにした。

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開店中、無理に時間をとり(不在にし)、リスク覚悟で他の出店者の様子を数度となく見に行った。ごみのようなガラクタも多いが、この市は確かに安い。そして掘り出し物も多そうだ。ただ、掘り出すためには業者の開店準備中に殺到しないと、いい物がなくなる。

二箇所ほどは数十人の恐ろしく大勢の人がたかり、開店後2時間ほどで店じまいをしていた。イナゴの大群に襲われた田んぼのような有様であった。盗難も多いと聞くが、この有様ではそれも頷ける。

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毎週土曜日ということで、少し体勢と計画を整えて、いずれ続けて出店しようと思う。東寺や北野天神、四天王寺という大きな市とは違う気軽さがこの市にはある。楽しみながらやっていけそうだ。次回はもう少し深みのある記事を上げたいと思っている。お楽しみに・・・。

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