●JA南信州・飯田果実選果場 直販部●本年最終、今月の予定表・南信州サンフジ・リンゴ梨柿その他

情報が遅くなったが、JA南信州、飯田果実選果場の本年最終月、12月の営業状況の案内と本日現在の状況をお伝えし、併せて今後の未確認情報を呟く。

今年はりんごの収穫期も例年並みか少し早い程度で、直販部の営業終了日も季節当初の予定通り。

目下、土日は休みで月水金の営業日となっているが、それも17日(月)が最終日になる予定である。

年によっては終了間際になり、残果がかなり多い年があり、そのような年は最終日近くになり営業延長することもあるが、温暖化の影響か(りんご生産地南限の北上による)、農家のインターネットを使った直販が増えたせいか、ここ数年は選果量が激減しており、今年も販売最終日の延長はなさそうである。

その証に写真のような頒布価格になっており、以前の安価が夢のようである。

(格外中級品)

超大玉(昨年までは1個100円)

ちなみに噂を拡げるつもりはないが、近隣の選果場では飯田選果場にしかなかった光センサーの糖度計を近年導入した松川の選果場と、近い将来、場合によっては来年以降統合し選果するという噂もチラホラ。

過去下條村の選果場でも選果していたのが収量が激減し、飯田下伊那地方はここ飯田果実選果場で一括選果という事態になった記憶が蘇る。

収穫量が減ることの理由はもう一つ。山間部などの地方の高齢化により、果実農家の後継者が減ったことも要因に挙げられるであろう。果樹は一旦手入れをしなくなったり、伐ってしまうとその後すぐには収穫できない。そう考えると日本の社会全体に及ぼす影響は大きいと考える。

噂レベルの話ではあるが、いずれそんな時が来ることは現状を見ていると阻むことはできないと考える。努力し汗を流し、働き、そして収入を得、農村文化を守っていくことも今に生きる我々に課せられた命題であろう。

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