●関西の骨董市●『第二回　日の丸マーケット開催報告』大阪護国神社

去る１０月３０日（月)、第二回日の丸マーケットを開催した。

前日は台風が日本列島南岸を通過という、終日暴風雨の中で開催を危ぶまれた状態であったが、実行委員会含め出店予定業者の想いが天に通じたのか、当日は曇天交じりのほぼ晴天という秋晴れの下開催できた。

出店業者が午前６時の搬入のための開門を待たず参集してきた頃には夜が明け始め、前日の雨による各所の水溜りもほぼ引けた頃、出勤前のサラリーマン達でバス停の周囲には行列ができた。

想えば大阪のバス停も、この数十年で整列が当然の場所に変わったと頭の隅で感動を覚えていたところ、早速来訪者たちがこのまだ｢第二回」という蚤の市会場に入場して来られた。

今回は、やはり前日の台風のせいか隣の住之江公園の足元も悪く、朝の客足が遠のいたようで、陽光が差し暖かくなった頃からの入場者の方が多かったと感じた。

一部出店業者が入れ替わり、それでも他の市には見ないような純然たるまじめな骨董品を販売する業者ばかりが揃い、このまま将来同様の業者が増えていけば会主としては思うところであると希望している。

古美術、古民具、茶道具や諸道具、アクセサリーの類や時計類、そして武具や護国神社という場所柄である軍装品など多様な商品が並んだ事は喜ばしい事であり、来訪いただいたお客様の方々には少し胸を張る事ができた。

今後はもっと多くの来訪者で埋める事ができるよう、告知、宣伝、広報に力を入れて行きたい。

出店者側も今のところ集客のため一致団結、他の市ではなし得ない収益を考えない価格設定で商品を手放してくれており、末永き定着と繁盛のため利を後回しにしてくれている。

来月は１１月２９日（水）、そして１２月は月末の前日（年末）ではなく変則的な２３日の土曜日である。是非是非平日共々お出かけいただければありがたく・・・。

（写真は今回、第二回日の丸マーケットの開店直後の様子）