飯田果実選果場（飯田市上郷黒田）の本年度第一弾の『桃』の格外品直販は、当場直売所で去る７月２５日からだった。
関西から移住して以来、毎年お世話になっている。最近は口コミで広がり、直販場は早朝より数十名の人たちが開場前から並ぶ。
愛知、静岡県下のナンバーの車が中心で尾張弁、三河弁、遠州弁が飛び交う。それに混じって残留孤児の多い地域ゆえ中国語も飛び交う。言っている内容は同じに聴こえる。
筆者は自宅より約３０分。以前の職場からは車で数分。それにも拘らず、直売上の混乱を避ける為１５年間予約取り置きを依頼してきた。たまには現場の様子を体感する為並ぶこともあるが・・・。
７月末の初日は早朝五時半から並び、整理券１番だった。同行した友人たちもそれぞれ２番～４番だった。悲しいかな、この日は販売数が少なく、一人一箱。かつ選べなくて金額も安くなかった。それでも整理券がもらえない人たちが出た。
温暖化の関係か、ここ１０年農家の収穫数が少なくなってきている。以前は最盛期にはコンテナ一枚、約４０玉の桃梨林檎が３００円ということもよくあった。最近は最盛期でも５００円は下らない。車に分乗し大挙して訪れるおばさんたちが増えた関係だろう。需要と供給の関係。更に少しくらい高くても売れるせいだ。
盆休暇を挟み、第二段は改めて訊くと８月２5日からという。１８日の選果量で２０日から変更したそうだ。記事も改めて訂正させていただいた。梨主体だろう。今回も並ぼうと考えているが並んで如何程買えるであろうか・・・。