何故か、今年は梨の値が高いような気がする。これも新型コロナの影響だろうか(???)
理由など分からなくても、スーパーに行けば値段が高い事実だけは良く解る。
「〇〇梨 2玉」550円~700円もする。1玉300円前後ではないか!!グラム単価でごまかしているところもある。
8月末、長野県飯田市上郷にある、飯田果実選果場にて、格外果(傷や色合い等が原因で、選果ではねられた物)を購入した。
購入したというか、これ、生業の一つでもあるので仕入れたという方が相応しいか・・。大量購入である。
この時期は、「幸水」であった。
「幸水」→「豊水」→「南水」と続く一連の最も早い品種である。甘みも南水に至って最高になる。
よって、甘みにはあまり期待していなかった。
ところが、今年のはかなり甘くて美味い。
使い物や、販売に回した後、食した相手から「もう無いの?もっと欲しい。」と言われ続けた。
しかし、もう時期を外した今は「豊水」に移っているであろう。
今年の「幸水」の味からすると、「豊水」もかなり美味いと考える。
だから、都会部のスーパーでは高いのか?
そうだと考えていると来年は悔しい思いをするかもしれない。
何故なら、値段はその年の作柄ではなく、中間間接の費用や収穫量、それに世の中の動きによるものだと解かっているので。
それが証拠に、JA選果場放出の格外果の値段も、数年前に比べると3~4倍になっている。
もう、以前のような安価で仕入れることはできないと考えている。
でも、とにかく、今年の「幸水」は美味かった!!