小家の近くの一庫ダム（ひとくらだむ）。春の桜、秋の紅葉が美しい地である。地元民ならそのことは知るが、それらの名所の多い関西においてはあまり宣伝されることもなく、阪急電車、能勢電鉄の広告くらいが目に付く程度の宣伝の地であろう。
兵庫、大阪の不県境に位置するその地に久々に寄ってみた。ダムの上流側は知明湖と名付けられ、かなりの貯水量があるダム湖で、V字形に広がっており、その周囲を周ろうと思えば車で二三時間はかかるであろう。
しかし、下流側は落差も大きく、隠れた名所というか、小さな公園や広場も整備され、最寄りの能勢電鉄山下駅からも徒歩１５分～２０分とハイキングにもよし、腰を落ち着けて終日滞在もよし、大阪の中心からも１時間程度で自然を満喫できる所である。
ここの紅葉は京都の嵐山のような赤紅が中心ではなく、自然の紅葉、つまり赤黄茶色の混合紅葉である。雑木林ならではの、今まさに盛りの時季である。
ダムの堰堤近くには展望台も整備されており、この時季、家族そろっての行楽や一人ドライブを楽しむのにも好適地である。
小雨だった二日前の紅葉を紹介する。是非ご来訪あれ！！
ダムの直下の紅葉。↑ ↓
ダムの堰堤より↑