●丹後の名所●舞鶴の夕陽『舞鶴湾・五老ヶ岳』等

「天橋立」で有名な丹後地方の風光明媚な日本海沿いにあって、歴史的にも由緒があり、また近世においても軍港や戦後の引き上げ者に縁の深い舞鶴は、観光スポットとしても色々目を見張る場所があり、アウトドア派にも観光派にも優先順位の高い土地であろう。今回はその一部、夕陽の名所を紹介する。

舞鶴といえば近世まず軍港によって栄えた土地ゆえ、そして現在でも海上自衛隊基地が存在するゆえ、赤レンガの倉庫や連なる護衛艦の威容に驚き、他の観光地とはちがう一種独特な気分にされる。横須賀や呉などと同じような感覚か、いや、都に近かったという歴史的・地理的要因のため官民入り混じった文化という意味では大きく趣を異にするかもしれない。

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舞鶴湾、中でも海上自衛隊基地のある北吸桟橋周辺の夕焼けは限りなく美しい。ヘリコプターの離発着訓練なども出来、数多くの護衛艦を停泊させることのできるその大きな入り江になった湾には、日が沈むと自衛隊関係施設の明かりとフェリー乗り場の明かり以外は大きな光はなく、西の方に沈み行く夕陽を是非ご覧頂きたい。

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また、舞鶴湾の背後に控える五老ヶ岳、ここから眺める湾の全容とその高さゆえの街の眺望。そして夕陽だけでなく、旭日も。時には雲海から垣間見れる舞鶴湾が楽しめる。

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この五老ヶ岳には「五老タワー」なるものがあり、料金を払えば更に数十米高い展望台に上れる。しかしこんな山の頂上でタワーからの展望は無意味と考え、利用したことはない。利用したことがないのでその値打ちについては断定できない。利用しなくてもタワー周辺の駐車場や展望台からも、絶景が得られる。夕刻早朝のカメラマンが多いことがそれを物語っている。肌を走る自然の風に吹かれながら景色を眺める方がいいと今でも考えている。

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五老ヶ岳には、観光バスも入れる位大きな駐車場が山頂近くに何箇所もあり、勿論無料で、トイレも男女別の手入れの行き届いたものがある。無いのはタワー閉館後の売店くらいである。それも下の国道からここまで車で5分程度なので不便は感じない。

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今回は簡単に二箇所紹介した。今から紅葉の季節にかけ、更に美しい時期に入るので、「近畿百景の第一」、阪神間の池田辺りなら一般国道でも二三時間、是非是非訪問してみてほしい。

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