以前も投稿紹介したが、その後もこつこつ買い集めている。
商品としてのコストパフォーマンスや人気度というと、収集マニア以外にはあまり注目されないが、その種類の多さや美術的価値、そして歴史資料としての価値も個々に評価されていい物と考えている。
今回紹介の物の中ではやはり、「Z旗」が蒔絵で描かれた朱塗りの盃が一番を取ると思う。あの有名な明治三十七八年戦役、そう、日露戦の際、日本海海戦で日本の旗艦三笠のマストに初めて翻ったあの旗である。その三十周年記念日に配られたものであろう。
そのほか金鵄勲章を描いた物や高台に櫻の意匠を施したものなど、写真にて紹介する。
コメント
アメリカの骨董品オークションで盃5つ購入しました。
価値が高いとおもったら日本ではありふれているようで、損した気もしますが盃に名前が書いてあることを思うとアメリカ人にあげておくわけにはいかないかな、といつか日本に持って帰ってあげたい気持ちで買ってしまいました。
写真を送れないので細かなことは書けませんが、伊藤さん、田中さん、山田さん、鉄次郎さん、きっと喜んで酒を飲んだでしょう。
Atsuko様 コメント感謝!!キャッチメールに紛れ、永らく気が付かず申し訳ありません。欧米にはあまり無い小さなその姿と日本的なデザインで、進駐軍(MP)兵士の多くが日本での勤務の土産にしたようです。貴女のような方に引き取られた盃達は幸せ者で、絶対喜んでいると信じています。伊藤さん、田中さん、山田さん、鉄次郎さん、聞かれたら涙を流されると思います。代わって「ありがとう」と言わせていただきます。