●皇居勤労奉仕●宮城・赤坂御用地・天皇皇后両陛下御会釈・皇宮警察

少し日にちが経つが報告。

去る4月9日から12日までの期間、皇居(宮城・きゅうじょう)と赤坂御用地の勤労奉仕に参加した。

昨年の同時期にも参加したが、当時は桜満開であったが今年はソメイヨシノは終わり、遅咲き八重桜との端境期で、中間期に咲く品種の桜がちらほらという状態の、気候が早く進んでいる最中の奉仕であった。

また、昨年のような、雨にたたられた中の作業というような日はなく、期間中ほぼ好天に恵まれた。

10日、皇居内での天皇皇后両陛下の御会釈をいただく。ついで12日、赤坂御用地にて皇太子殿下の御会釈。今年も残念ながら皇太子妃殿下の御会釈にはあずかる事ができなかった。

御会釈いただく際は、今回は4団体。我々『櫻奉仕団』はその中でも最多の人数で50有余名。20回近く参加している者も居るつわもの揃いの団体で、作業自体においても作業の要領においてもベテラン揃い、かつ皇居内のルールにも長けている最も優秀な団体であったと自負している。

例年のように、天皇皇后両陛下のご下問には今年も感動をいただいた。そのご配慮、我々の心中をすべてお察しのような、それで居て事前に決められたお言葉ではないことの充分伝わる内容に、今年も日本人としての喜びを感じ取った。

御会釈いただく部屋に両陛下がご入場あそばされると空気が変わる、と友人の団長から昨年聴いたのを憶えている。まさしく今年もそうであった。不思議なことであるが、体験した者でないと理解できないかもしれない。

ちなみに団長はミャンマー(旧ビルマ)での日本兵の遺骨収容を自主的に行っている人物である。硫黄島遺骨収容で何度か一緒した。沖縄でも実績がある。それだけに両陛下への想いは一入であろう。

願わくば、来年も参加したい。日本国民であることを最も切に感じる奉仕の期間であった。

(勤労奉仕中は写真撮影は不可。御馬車やお田植えの地や、宮内庁が誇る古樹の盆栽など、この目では観たが、残念ながら写真は朝の入場前の様子のみ紹介する。)

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