『1月17日』・・・
滅多に話題に出さないが・・・。
「阪神淡路大震災」の日、色々な物を無くした。そして、得た。
無くしたものは後輩や友人の命に始まり、自身の中にあった平和や平静が続くという慢心。
得た物は、大切な物を無くした感情や、当たり前ではないという危機感。
一言で言う事は難しく、且つ、今でも大それた事だと理解している。
事後、狂ったように資料や報道刊行物を買い漁った。そして被災者のふりをして(実際我も被災者であったが)早期の被災地を子供達を連れて回った。忘れぬように・・・。そして東北の震災の際も自己満足の品々を満載して現地に乗り込んだ。
今、経済的な事等以外は、歳の割に何の不自由も無く、想いのままに生きていることに感謝している。亡くなった方々の魂に御礼とお詫びの念で一杯である。
合掌