南信州、長野県飯田下伊那地域の簡易速報です。
この地域では、例年平均的には桃は6月末~7月初旬の時期、白鳳、あかつき、の二大品種が出荷される。
生産農家によっては、川中島白鳳等、少し早稲気味の品種もその前に出荷されるが、量は桁違いに少ないし、味の面でも敵わない。
昨年は天候不順で7月に入ってからと、最盛期は約1週間遅かった。
今年は日照もよく(酷暑のこの時期だけではなく、開花以降のすべての期間)、平均的な年より、これまた逆に1週間程度早そうである。
桃はりんごのようには日保ちがよくない。よって、一時に一気に収穫、出荷になる。
すなわち、収穫適期までぎりぎりまで待ち、短期間で出荷する。よって例え2週間ほど前であろうとも、日々の状況を見据えつつ最良のタイミングが来れば近隣の主婦のアルバイトなども雇って一気に収穫作業をするのであるが、なかなかそのタイミングをはかるのが難しい。
今の状況で言えるのは、おそらく25日くらいが最盛期なのだろうということ位か。
ちなみに、最盛期は足の速い桃にいたっては驚くほどの安価である。今年や最近の相場は不知であるが、過去10年で最安値だったときには10キロ(小玉なら約40個)あたり300円位という、都会では考えられない破格であった。
その時期を狙い南信州に移動する自身の浅ましい行動パターンにあきれる。でもうまくいくことを願っている。
時宜を得られれば、再度確定した記事をあげるつもりであるので、現時点ではこのあたりの情報でご容赦願いたい。
(写真は南信州の風景で記事とは関係なし、併せてご賢察を・・・。)