『JA みなみ信州 桃先着順?飯田果実選果場直近の直売情報』令和3年・飯田市上郷・格外果直販・先着順?抽籤?今年は大量放出?

昨今、この時期、桃の味の美味さと、格外果の処分価格に近い廉価さで、地元以外からの一般人買い付け者が増え、価格高騰の状態が続いている。

10年ほど前までは、選果した小玉果及び糖度不足の物は地元民は誰も見向きもせず、撥ねられた格外果にかかる処分経費を考えると高くは販売できなかった。

ところがここ数年は、桃というだけで、三河、名古屋、尾張小牧、春日井、静岡・・・果ては関西地方や関東地方の車が連日のように押し寄せてくる。4人、5人と載って買い付けの為に・・・。

こうなれば、まじめな地元民もJA果実選果場も知恵が付くのである。市場論理なので仕方ないとは思うが、この時代に来て新しい悪夢が襲ってきたようにも感じる事がある。

さて、今年は本日22日時点で既に選果は始まっている。まだまだ量は少ないが、毎日いくらかは押し寄せてくる人たち宛の物は放出される。

今年はコンテナ換算で1コンテナ当たり500円程度の値上げがあるようだ。過去、10キロ300~500円だった物が今では1200円位という倍以上の高騰状況で、少し以前を知る筆者としては悲しくなる。別に桃自体が美味くなったわけではないという事も考えると更に・・・・。

またここ1週間は希望の量を買えないらしいという情報も。日々放出量は少なく、早朝から並び整理券を受け取り、それでも一人1コンテナ。寂しい限りである。時期的に初物である可能性が高いが、それでも遠方より来る希望者にとってはガソリン代もペイできないのによく来るな、という感じがする。

いずれにしろ、ここ数日は更に選果が進み格外果が溢れるまで、早朝から並び、決められた数量のみしか入手できない状態が続くようである。

そのような状況で、「焦るな遠州三河尾張者!!」という感想である。

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