平成、令和の御代代わりを控え「平成最後の日の骨董市」として、4月は定例の「月末日の前日」に併せ、「月末日」との二日間の連続開催を行った。
事前の天気予報が二転三転、しかし開催日前日は最悪の「二日間の降雨」ということで、出店者の出足や来場者の減少に覚悟して準備に当たった。
初日の29日。GWの中日ということでもあり、各地で色々なイベントが開催され、近年稀に見る海外旅行者の増加や大阪市内の休日人口減少ということもあったが、早朝より受付をしてみれば参道いっぱいに出店者が詰めかけてくれ、通常の南門から本殿に至る参道のみならず、西門に至るまで出店者が揃った。
しかし、恨めしいのは天候。終日の曇天で、刻々と入ってくる天候の3時間予報や1時間予報は午後から崩れ、15時頃には降雨間違いなし、ということで、出店者たちの撤収も相当早めであった。そのお陰か、商品を雨で濡らすということはなかった。結果雨が降り始めたのは深夜であった。
来場者は予想通り若干少なく、しかし、やはりここのマーケットの強みで、「ゆっくり商品が見れる。」という状態。出店者各位にはばらつきはあったが、いつものような成果は上がったようである。
御代がわりに関わる悪意の不測の事態や、ここ住之江区で予定されているG20も迫っており、警備会社、所轄警察署の夜警のお陰で、二日間連続出店を予定している出店者は、商品をテントの下に置き、ビニールシートで被うだけで翌日準備は済んだ。
しかし、「春眠暁を覚えず 夜来風雨の声・・・」とはよく言ったものだ。深夜に降り出した雨は大雨、落雷と、かなりひどく、お蔭で二日目のみ出店予定だった出店者のキャンセルは多くなった。
雨でも開催、雨天決行を謳う我が「日の丸マーケット」。その決意が通じたのか、二日目早朝には雨は止み、曇天ではあるが濡れた路面は順次乾燥していく。ただただ、出店者が激減したことが恨めしい。結果、二日目は7店のみでの開催となった。
この日も天気予報は曇り時々雨。西空の雲に終始怯えながら過ごしたが、時折晴れ間も見える天候に、現状を見ない今のコンピューター解析の天気予報のもろさを知った。終日一滴の降雨もなかったことは救われたが。
7店で開催すると、来場者は分散せず、出店者としては実入りが大きいかもしれないが、やはり今後の発展を考えると多くの出店者たちに期待したい。今後はそのことに注力して宣伝、運営していきたいと考えている。
最後に、今回の日の丸マーケットの様子を写真で紹介する。ご覧あれ。